モンゴルのオオカミ猟師 #1

海外取材

来年、2026年の1月
ついに日本国内を飛び出して、海外の取材が決まった。

行き先は、広大な遊牧民族の国――モンゴル。

モンゴルの国土は約156万平方キロメートル
この文字を見ただけでは、その広さはピンとはこないだろう。

実際のところ国土は、なんと日本のおよそ4倍の広さ。

40時間以上かけても、
モンゴルを横断することができないほど広大な土地なのだ。

草原、砂漠、山岳、森林が混ざり合い、
地域ごとにまったく違う表情を見せる。

■ モンゴルの広さは、日本の約4倍

大まかにモンゴルの自然を大きく分けると、

北の森・中央の草原・南の砂漠。

この三つが縦に帯のように広がっている。

日本の4.2倍
この広さが、遊牧文化を育み、狩猟文化を支えてきた。

● 北部 ― 森と湖の世界
ロシア国境に近い北部は、針葉樹林が広がる
クマやヘラジカが棲む、静かで深い森の地帯だ。

● 西部 ― アルタイ山脈の山岳地帯
4000m級の山々が連なる、厳しい土地

ここにはイヌワシ猟を受け継ぐ人々がいる。

● 南部 ― ゴビ砂漠
砂漠と半砂漠。
乾いた風が吹き抜ける世界で、ラクダの遊牧が中心になる。

● 東部 ― モンゴルらしい大草原
地平線の向こうまで草原が続く大地

馬と羊と人が暮らす、遊牧文化の中心地
いわゆる、みんなが想像するモンゴルはここだろう。

この多様性こそ、モンゴルをモンゴルたらしめている。

「同じ国の中とは思えない」
モンゴルを旅する人は皆、同じことを言う。

◾️「森林・草原・砂漠」の3つの生態系
・北は、熊やヘラジカが棲む深い森

・中央は、馬と羊が生きる草原

・南は、ラクダが主役になる乾燥地帯

僕が旅をするのは、この中央広大な草原が広がる遊牧の大地だ。

ここで、オオカミ猟師たちを取材する。


遊牧民にとって、オオカミは家畜にとって大きな脅威

“家畜を守るための狩り”が、自然と生活に根づいていったのだ。


マイナス40℃にも達する厳冬期のモンゴル。

次回は、
「モンゴルのオオカミ猟師」
について掘り下げてみたいと思う。
あぁ、今からモンゴル取材が楽しみでたまらない!!

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